STH 028 プレビュー

明日6月24日（日本時間では9時）から配信が開始するSTH 028の公開されているプレビュー（試し読み）3ページ分を読んで思ったことを書いています。
※エピソードガイドは、7月上旬ごろの予定です。

IDWでの商品ページ

Sonic the Hedgehog #28
https://www.idwpublishing.com/product/sonic-the-hedgehog-28/

レストレイションと六鬼衆の総力戦、前回となるSTH 027では、テイルス＆エミーvsゾモン、ジーメル＆クリームvsジーナが描かれましたが、今回のSTH 028では、まず、シルバー＆ウィスパーvsゾアの戦いから描かれます。
シルバー＆ウィスパーvsゾアと書きましたが、シルバーがゾアと直接戦い、隙を見て、ウィスパーが射撃でアシストすると言うのが、シルバーとウィスパーの作戦。
ゾアは相変わらず（？）、自意識過剰気味な言葉をシルバーに向けるものの、シルバーはゾアとのやり取りの中で、その支離滅裂な言葉に困惑してしまいます。
しかしながら、ゾアもカオスエメラルドを得て、その力がパワーアップしているらしく、分身を用いて、シルバーの自由を奪うと、シルバー本人に、その献身的な立ち振る舞いが気に入らないと、言い切りました。
拘束されながらもシルバーは、『みんなを信じている』と、ゾアの言葉に力強く言い返すと、さらに『守護天使＜ガーディアンエンジェル＞が付いている』と続けます。
そして、ゾアの動きが止まったタイミングで、ウィスパーがヴァリアブルウィスポンからレーザーを放つと、ウィスプたちのアシストもあり、正確無比の一射でシルバーを拘束していたゾアの分身を撃破し、さらにはゾア本人が身に着けていたカオスエメラルドを弾き飛ばすことに成功！
このまま、カオスエメラルドを奪還できるのか？！

現時点で公開されているのはここまででしたが、まずはシルバー＆ウィスパーとゾアの戦いから始まりました。
たった3ページで、シルバーとウィスパーの活躍がしっかり描かれています！
とは言え、このままやられっ放しのゾアでもないでしょう。この後、この戦いがどう言う展開になるのか。
STH 008などで描かれている通り、シルバーはウィスパーに憧れているところがあり、ウィスパーは親友であるタングルを失っている（STH 024でタングルは、メタルウイルスに感染しゾンボットと化した）ので、二人とも、ゾアを撃破し、無事にエンジェルアイランドまで戻ってきてほしいとは思っているのですが、果たして。

また、このSTH 028のAカバーでは、エスピオとザズの対決が描かれているため、その決着はもちろん、次号のSTH 029は、公開されているAカバーを見る限り、ソニックとザボックの最終決戦が描かれ、実質的にメタルウイルス編が完結すると思われるので、バビロン盗賊団とマスタージークとの戦いも、このSTH 028で描かれることでしょう。
戦いの幕が明けたSTH 026では、レストレイション勢力のピンチで続いているだけに、どうやって、カオスエメラルドを奪還するのか、非常に気になりますよね。
前回のSTH 027では、ジーメルとクリームがジーナからカオスエメラルドを奪還しながらも、クリームがメタルウイルスに感染し、ゾンボットと化す直前まで描かれているため、
上記のシルバーとウィスパーの二人とあわせて、またもや誰かが犠牲になりそうな予感はするのですよ。最後の最後まで油断できない…


話は変わりますが、今年もミニシリーズの展開が発表となっていましたね。
タイトルは『Bad Guys』、主人公はSTH 025でエッグマンに見捨てられた、スターラインが務めます！
現在、各種サイトで紹介されているあらすじを読む限り、STH 025の後の物語になりようですね。
あの後、スターラインが、レストレイションと六鬼衆が戦っている裏で、何を動いていたのか。
『Bad Guys（悪人たち）』と言うタイトルからして、前回のミニシリーズとなるタングル＆ウィスパーで登場し、最終的に牢獄へと収監されたミミックと手を組むんでしょうか？
もちろん、新キャラクターの登場も期待していますが、どんな展開になるのでしょうか？
01のリリースは9月16日と言うことですので、続報を気長に待ちましょう！


さて、今回のSTH 028ですが、当初の販売予定日だった4月8日から4月22日に変更した後、新型コロナウイルスの世界規模での流行・感染拡大により、販売が無期限で未定となり、ようやく、明日6月24日に販売されることとなりました。
前回となるSTH 027の発売日が3月25日だったため、本編シリーズとしては約3か月振りの新刊リリースですね。待ちに待ったと言ったところでしょうか。
未だに収束とは程遠い状況ではありますが、激しく情勢が映り行く今だこそ、フィクションとは言え、ヒーローたちが未知なるウイルスに勝利し、平和を取り戻す物語を楽しみにしたいものです。