日本語版第2巻は明日発売！

アメコミの日本語版となる『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2：Dr.エッグマンの運命』が明日8月31日に発売されます！
ワイズ・パブリッシングのTwitter公式アカウントで告知されている通り、セガ公式のECショップとなるセガストアを始め、ネットショップや書店、ヴィレッジヴァンガードなどでは予約が行われており、店頭で直接予約したと言う人はもちろん、通販を申し込んでいると言う人も、予約したネットショップや住んでいる場所によっては明日、手元に届くと言う方も多いのではないでしょうか？

ソニックチャンネルでの商品紹介ページ
http://sonic.sega.jp/SonicChannel/topics/goods/20200727_002289/

タイトルにもある通り、英語版コレクションシリーズの『Sonic the Hedgehog, Vol. 2: The Fate of Dr. Eggman』に該当するもので、商品ページでの説明にもあるように、満を持して、エッグマンが登場するものの、記憶喪失になっていると言う物語が描かれています。
このブログでは、IDW公式サイトで配信されている最新号の内容を取り扱っていますが、ネタバレに配慮して、さらに説明してみますと…
エッグマンは記憶喪失のフリをしているのではないのかと、ソニックやカオティクス探偵事務所の面々は疑い、探りを入れてみたりするのですが、よりによって、そのタイミングでシャドウとルージュが現れてしまい…？と言うのが前半部の物語となります。
後半部は、エッグマン軍を率いる黒幕が遂に登場し、その黒幕の目的を調べるため、ソニックたちが空中艦隊の旗艦や秘密基地に潜入すると言った物語です。
黒幕の正体は、第1巻の描写だけでも『もしかしたら、あのキャラ？』と察しの良い方は気付いたかもしれませんが、やっぱり、燃えますよね！
そして、『ソニック　フォースで登場しなかった理由をそう解釈するかー！』とも思うはずです。ぜひ、期待してください！個人的には盛り上がりました！
また、IDW版コミックでのオリジナルキャラクターであるウィスパーも、最後に収録しているSTH 008に該当するエピソードで登場しますので、タングル同様、彼女が日本語では、どのようなキャラクターになっているのかが楽しみではあります。
とは言え、英語版でも初登場エピソードとなったSTH 008では、簡単な英単語しか発していないので、口調を掴むには難しいところですが（汗）
シルバーとウィスパーのやり取りが面白いので、日本語ではどう言う会話となっているのか、その点も楽しみにしておきたいですね！

さて、先日、発売されたイカロス出版の『通訳翻訳ジャーナル』2020年秋号にて、ソニックのアメコミ日本語版第1巻となる『フォールアウト！』発売までの流れが、特集として紹介されています。
担当者がソニックに詳しくなかった（アメコミの取り扱いで初めて知った）と言うのは、Twitterの公式アカウントでツイートされていましたが、まさか取り扱いを決めた当初は新入社員だったとは！
また、翻訳者は逆にソニックシリーズに詳しく、セガの監修があるとは言え、だからあそこまで入り込める日本語になっているのかと感服もしました。
『なぜ、翻訳会社が印刷部門を立ち上げたのか』、『なぜ、書籍化第一弾がソニックシリーズだったのか』など、2ページの特集ながらも気になるところがしっかりと書かれており、ソニックのアメコミを読むための副読本とも言えるでしょう。
季刊本なので、値段は少しお高めではありますが、新型コロナウイルスに関する専門用語の翻訳や、新型コロナウイルスの影響を受けた業界の動きなども特集されていますので、気になる方はぜひ、購入して読んでいただきたいですね。


前回の第1巻では、新規事業として立ち上げられたワイズ・パブリッシング初の書籍販売となり、流通・販売の経路確保など、不慣れな点も多かったとのことで、都内のアメコミ取扱店以外では発売日直後から、手元に届かない・店頭に置いていないと言う、難民化してしまった話を多く散見しましたが、今回の第2巻では予約の段階からセガストアでも取り扱いが行われており、セガストア以外のネットショップや書店の店頭で、余裕を持って予約された方は、問題ないと思います。
自分はセガストアにて、セガサウンドキーホルダーと一緒に購入したので、届くのが少し後になってしまいますが、通常版・セガストア限定版・ネットショップ限定版と全て購入しているので、凄く楽しみです！
今のところ、レジスタンス軍と復活したエッグマン軍の戦いを描いたストーリー・アークが完結する第3巻までの刊行は決定していますが、この後のストーリー・アークとなるメタルウイルス編はもちろん、ミニシリーズのタングル＆ウィスパー、年に一度の特別編となるアニュアルなども、日本語で読みたいと思っていますので、このソニックアメコミの日本語版を、ソニックファンから広げていきましょう！