2020年シーズンの第二部は、メタルウイルスの脅威が消え去った後の世界が描かれます!
今回のSTH 030からストーリー・アークは"Out of the Blue"となっており、タイトルも"Cured"と、メタルウイルスと共に消え去ったソニックの行方と世界の復旧が明らかとなる。
ワープトパーズの力を使い、メタルウイルスを太陽へと遺棄することに成功したソニックとシルバー。
しかし、ワープトパーズの力は強大で、カオスエメラルドでスーパー化した二人の力をもってしても操ることはできず、エンジェルアイランドに戻って来れたのはシルバーだけだった…
エッグマンはその混乱のさなか、レストレイションが使っていたシャトルで脱出に成功。
さらに、ソニックに倒されたザボックも復活し、クリームやヴァニラなど、メタルウイルスから解放され、元に戻った市民たちに迫ります!
前半部については、プレビュー記事と重複するところも多いので、そちらを参考にしてください。
STH 030 プレビューザボックは、メタルウイルスとゾンボットが失われた以上、自身の手を使って世界を壊滅させると言い、クリームに迫りますが、それを助けたのはチーズ!
さらにタングル、ベクター、エスピオ、チャーミー、シルバー、ウィスパーが続くと、ザボックは多勢に無勢、シルバーの超能力により、動きを止められてしまうのでした。実にあっさり決着!
それを見ていたエミーは安堵するものの、テイルスは、ザボックが“六鬼衆の一人”であること、まだ他に五人もいることを指摘します。
テイルスの予感は的中し、それぞれの都市では、メタルウイルスが除去された影響から、市民もゾンボットから戻りつつも、六鬼衆の面々も復活、活動を再開させていました。
一方で、マスタージークに自身の敗北を認めさせたバビロン盗賊団の面々は喜びを表していますが、ストームの言葉に調子の乗るジェット、そのジェットに冷ややかな表情を浮かべるウェーブと、いつも通りですw
再び、場面はテイルス、エミー、ナックルズのやり取りですが、レストレイション本部に戻ると言うエミーに、いつになったらエンジェルアイランドから避難民たちを連れて帰るのかとナックルズ。
テイルスはシャトルを修理したらすぐにと言いますが、そこにシャトルはなく、ビッグの言葉でシャトルを確認すると、ようやく、エッグマンがいないことに気付きますが、時すでに遅し!
ナックルズはその足で、マスターエメラルドを満喫するルージュのもとへ。
世界を救う手助けをした代わりに、マスターエメラルドを満喫させることを許していた模様。
あと五分と言うルージュに、放り出されたくなかったら早くしろと、ナックルズらしい答えを言い返すものの、ルージュもなかなか味のある言葉を最後に言います。
そして、夜空に浮かぶ三日月を一人眺め、早く帰ってこいと言うナックルズ…ソニックの行方は果たして…?
エッグネットのシグナルを感知したジーメルは、廃墟の中からオーボットとキューボットを発見!
オーボットはエッグマンに通信を送るも、エッグマンもまだシャトルで脱出中のため、手助けできない状況でしたが、そこにメタルソニックが右手でジーメルの胸を貫いて、ジーメルごとオーボットとキューボットを救出します。
ウィスパーの攻撃をシールドで防いだため、ジーメル、オーボット、キューボットを一度、手放してしまいますが、オーボットとキューボットの救出を最優先させ、そのままエッグマンの乗るシャトルと合流しました。
ベクターはシルバーの超能力により、メタルソニックの動きを止めるように言うものの、シルバーはザボックの動きを止めることで手一杯となっていたため、シルバーはシャドウにお願いするも、すでにシャドウは駆け出した後。相変わらずw
エッグマンと無事に合流したオーボットとキューボット。
フェイスシップを破壊したことは必要悪だったと、キューボットに言うエッグマンでしたが、オーボットはなんと、オメガの頭部を回収していました!
エッグマンも、最強のロボットとも言えるオメガが手に入ったと言うことで、何やら、よからぬことを思いついたご様子。
そして、近づくシャドウに対し、シャトルが安全な脱出高度に達するまで、足止めするようにメタルソニックに指示を出します!
エッグマンの指示により、シャドウを迎え撃つメタルソニック!シャドウも久々の活躍(?)と言うことで、負けていません!
お互いに引けを取らない、一進一退の攻防でしたが、エッグマンが乗るシャトルの脱出まで時間を稼いだメタルソニックが、最後はシャドウのスピンアタックを弾き飛ばし離脱、エッグマンのシャトルに合流し、脱出に成功しました。
すでに自分の手の届かないところまで行ってしまったため、シャドウはシャトルの脱出を、拳を震わせて見るしかできない…
さて、場面は大きく変わり…ブレイズの世界へ!
夜空に浮かぶ三日月を眺めながら、ガードンの報告を聞くブレイズ。何事もないとの言葉に笑顔を見せるものの、その直後、空から何やら落下物が!
ガードンに止められながらも、真っ先にその落下物を確認するブレイズだったが、その落下物とは…ソニックだった!
そう、ワープトパーズの力によって、ソニックはブレイズの世界へと飛ばされたのだ―!
前回のSTH 029でメタルウイルス編が終わり、新たな物語が始まりました。
メタルウイルスに感染しゾンボットになってしまった者が、メタルウイルスが除去され、元に戻るとなると、レストレイションに敗れ、ゾンボットとなっていたであろう、ザボック以外の六鬼衆の面々も復活することになりますね。
公開されていた商品情報でのあらすじには、『ヴィランも逃げ出していく』とあったので、エッグマンのことだと思っていましたが、六鬼衆も再び、動き出すのは予想していなかったです。
そもそもで、冒頭からザボックが、歓喜するレストレイションに迫るシーンでしたしね。
プレビューでも書いていましたが、ザボックは、スターラインが主人公のミニシリーズ『バッドガイズ』で、今回の顛末(STH 029以後)が描かれると思っていたので、意外でした。
また、エッグマンも早速、レストレイションから逃げ出し、メタルソニックが救出したオーボットとキューボットと合流し、新たな野望を考えているようですね。
オーボットがオメガの頭部を回収したところを見ると、STH 032のカバーイラストに描かれている、ロボットが登場するのでしょうか?!
そして、行方不明になっていたソニックは、ブレイズの世界へ!
こちらも、STH 032のカバーイラストには、気になる演出がありましたので、ある程度は予想できていましたが、ここに来て、メタルウイルス編では全く、出番がなかったブレイズの登場はうれしいところ!
ガードンも登場しているところを考えると、STH 031とSTH 032でソニックを元の世界に戻す冒険で、マリンも登場してくれそうな気もしますね!
と、IDW公式サイトでは、STH 032の商品情報はまだ公開されていませんが、なぜか、STH 033とSTH 034の商品情報は公開されており、新エピソードのあらすじも書かれていますので、ご注意ください!
さて、今回のSTH 030は、当初の販売予定日は5月27日でしたが、新型コロナウイルスの世界規模での流行・感染拡大により、販売が無期限で未定となり、その後、8月5日に変更され、最終的に8月19日にようやく販売されました。
リリースが再開されたSTH 028から、コミックの販売が再開され、定期的に新作が読める状況で、ある程度は戻ってきたと言う感じもあります。
もちろん、アメリカを初め、日本を含めた世界中で、未だに収束とは程遠い状況ではありますが、フィクションとは言え、ヒーローたちは未知なるウイルスに勝利し、平和を取り戻しました。
この現実の世界は情勢が激しく揺れ動いていますが、我々も、できる限りの対策を徹底して、ソニックたちレストレイションと同じように、未知なるウイルスに勝ち切りましょう!
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