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FastLane

このブログは主に、IDWにて取り扱われている、ソニック・ザ・ヘッジホッグのコミックを、日本語で紹介しているブログです。記事の更新は完全に終了しました。

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STH 026 エピソードガイド

2020年シーズンの第一部は、メタルウイルス編がついにクライマックスを迎える!
前回のSTH 025から"All or Nothing"とタイトルが付けられており、エッグマンも流れで協力することとなったレストレイションが、まさに『全てを得るか、全てを失うか』との意味の通り、六鬼衆やメタルウイルスに対し、世界を取り戻すために反撃を開始する。

ワープトパーズを用いて、マルチポータルジェネレーターを完成させたテイルスとエッグマン。
これにより、それぞれの都市で暴れる六鬼衆に対し、同時に反撃する機会を得ることになりました。
メタルウイルスの影響か、体調がすぐれない様子のソニックでしたが、六鬼衆と戦うチーム分けを提案します。

前半部については、プレビュー記事と重複するところも多いので、そちらを参考にしてください。
STH 026 プレビュー

ゾモンにはテイルスとエミー、ザズにはナックルズとエスピオ、ゾアにはシルバーとウィスパー、ジーナにはジーメル、ジークにはバビロン盗賊団と言うチーム分けに。
ただし、このエンジェルアイランドにエッグマンとメタルソニックを残していけないと、ナックルズは参加を拒否します。
エッグマンは『この状況で裏切るわけないじゃろ!』と言うものの、ソニックも信頼できないようで、チーム分けを考え直そうとするものの、エスピオはチャーミーとベクターのことに触れ、単独で戦う秘策があると言い、ザズにはエスピオが一人で挑むこととなりました。
フェイスシップに潜入しているルージュも含み、六鬼衆の持つカオスエメラルドを奪還し、スーパーソニックとなり、ワープトパーズの力を利用して、メタルウイルスを元通りにするのが作戦です。
それまで、ソニックがゾンボットにならないよう、特製トレッドミル(ランニングマシン)を作ってやろうとエッグマンは、ソニックに皮肉を言うのでした。

その後、お互いの現状を報告し合うエミーとルージュ。
ルージュによると、ザボックはエッグマンがどこに逃げたのかを明らかにしようと、調べており、反撃を開始するなら、今のタイミングしかないとのこと。
一方、ナックルズはエスピオと共に、エンジェルアイランドに臨時の避難所を作るレストレイションを見回ります。
思った以上に少数となっている状況に驚くナックルズ、エスピオはこれでも奇跡的なことだと説明。
さらなる最悪な事態を想定するエスピオに、そうなった時は避難民の面倒を見ると約束するナックルズ…
その頃、ソニックは(なんだかんだ言いつつも)、メタルウイルスの進行を抑制するため、トレッドミルで走り続け、メタルソニックやエッグマンとも話し合うことに。
STH 012で武装を無力化したメタルソニックが結果として、ジーメルやオメガのように自我に目覚めず、エッグマンに従順なロボットのままだったとソニックはメタルソニックに話しかけます。
話すことができないメタルソニックの代わりに、エッグマンがその理由を説明。
武装と言うハードウェアを無力化できても、AIと言ったソフトフェアでは“戦闘”と“征服”を求めており、意味がないとのこと。
そこから、ソニックとエッグマンのやりとりが続き、実は、メタルウイルスの感染を拡大させたのは、誰もない、ソニック自身ではないかとエッグマンから指摘されてしまいます。
ソニックは、エッグマンが自分を良いように丸め込めるための言葉だと思っていますが、エッグマンは否定しつつ、この戦いが終わった後も、その疑いの芽を振り払うことはできないと言い切る。
結局、ソニックとエッグマンは分かり合えぬまま、この戦いが終わったら再び、敵同士になることを再認識させただけとなりました。

その頃、フェイスシップでは、ザボックがオーボットとキューボットに、エッグマンの居場所を調べさせていました。
全く手掛かりがない中、苛立つザボックでしたが、オーボットにリストアップさせた資料に、エンジェルアイランドの文字を見つけます。
説明を求められたオーボットがザボックに解説を行おうとした直後、キューボットがメタルウイルス生産プラントに障害が発生していると、ザボックに報告。
ザボックはそれがソニックからの妨害だと考えると、足早にその場を去っていきました。
その隙に、オーボットとキューボットの前に現れたのは、ルージュ!
このタイミングの良さからして、ルージュ、オーボット、キューボットが見事に連携しているのが見て取れます。
エミーに、六鬼衆の現在地と、反撃を開始するなら今であると通信するように指示すると、自身はザボックからカオスエメラルドを盗み取るため、再び、潜入するのだった。

ルージュからの通信を受け、マルチポータルジェネレーターを起動し、レストレイションは出撃する!
ジーメルは出撃する直前、クリームと別れの挨拶を行うものの、クリームはジーメルの一瞬の隙をついて、時空の狭間に飛び込み、戦いに参加することになりました!
クリームは威勢よく、ジーナに啖呵を切りますが、そのジーナは自身の能力でジーメルを操り、クリームへと向ける!

ゾモンの元へと向かったテイルスとエミー、口八丁でゾモンを言いくるめ、戦うことなく、カオスエメラルドを得ようとしますが、このやり取りで、自身のおやつの時間が邪魔されたと思ったゾモンは激昂!
食べることが何よりも大好きなゾモンは、怒りに身を任せ、二人に襲い掛かります!

自身を満足させる相手がゾンボットたちにいないことに不満を漏らすザズ。
そのザズが乗るエッグムーンにエスピオは透明になって張り付き、そのまま、ザズのカオスエメラルドをかすめ取ろうとするものの、ザズはすでに気付いており、逆にエスピオを捕らえる!
信じられない様子のエスピオをよそに、ザズは捕まえた手を放して、ゾンボットの群れの中にエスピオを落とすのだった!

フクロウ型ロボに乗ったゾアを追跡するシルバーとウィスパー。
遠距離では狙いが定められないため、シルバーが直接対峙し、ウィスパーが援護すると言う戦い方に作戦変更。
シルバーはゾアに、自身の未来を救うために戦うと決意表明するも、ゾアはその性格から、シルバーの言葉を信じていない様子。
しかしながら、シルバーの決意は変わらず、ゾアと戦うことに!

そして、ゾンボットの大軍に侵略を指示するマスタージークの元には、ジェット、ウェーブ、ストームのバビロン盗賊団の三人が!
機械を操る能力によって、EXギアを奪われ、EXギアを使った攻撃にてこずるものの、自身のEXギアに乗られたジェットがバショウセンを使い、ジークを一撃を加え、EXギアを取り戻す!
しかし、EXギアを失っているウェーブとストームはゾンボットたちに囲まれてピンチに!
緊迫した状況が続く中で、次号へと続く!

レストレイションと六鬼衆の最終決戦がついに始まりました!
組み合わせは、今回のBカバーを見て、ある程度は分かっていましたが、読んで意外だったのは、ナックルズがエスピオに同行しなかった点と、ジーメルがジーナに操られてしまう点ですかね。
今回は起承転結の“起”となるので、どの戦いもピンチのシーンで続いていますが、ここから本格的に、反撃が始まると思います。
しかしながら、次号予告として本編の後に収録されている、STH 027のAカバーを見ると、クリームがメタルウイルスに侵されてしまう模様。これは表紙詐欺であってほしいところですよね…
ちなみにBカバーは、登場キャラクターでゲーム大会を催していると言う、恐らく、本編の内容とは関係のないもの。こうなってくると、逆に不穏です(汗)

そう言えば、ソニックとエッグマンのやり取りで、エッグマンはメタルウイルスの感染が拡大した最大の要因は、ソニックにあるのではないかと指摘していました。
ソニック自身はこれを、エッグマンが自分を良いように丸め込めるための言葉だと言い返していましたが、確かに、ソニックは多くのゾンボッツと戦い、長い距離を移動しているため、無自覚無意識のうちに、感染が拡大した可能性は捨てきれません。
この辺り、まさにこの現実の世界で起きている、新型コロナウイルスのことを考えれば、納得してしまうところはあります。
エッグマンも『疑いの芽を払拭することはできない』と言っているので、これがメタルウイルス編の後に展開される物語に向けて、大きな伏線となり得るのかもしれません…?

さて、六鬼衆を相手に厳しい戦いになりそうですが、まだ、ゾンボットと化してしまった、レストレイションの面々が出ていないところは気になります。
彼らが揃って描かれた、前回であるSTH 025の引きは絶望感が半端なく、あれだけのメンバーがゾンボットとして、しかもザボックに操られ、連携した行動をするとなると、まさに脅威。
特に、相手がゾンボットであると言うことを分かっていても、攻撃を躊躇ってしまうのは間違いないですしね。

また、STH 027のBカバーは本編と関係のなさそうなものとは言え、ブレイズが居るので、どこかで再登場してほしいところ。
本編ではなく、アニュアル2020でゾンボットとなってしまった経緯が描かれる(であろう)ビッグのこともあるので、油断できない状況なんですけどね。
ブレイズがソルエメラルドの炎を利用して、メタルウイルスを浄化すると予想していたのが懐かしい…

最後になりましたが、IDW公式サイトでは現在、メタルウイルス編が終結した後、STH 030の商品情報まで公開されていますので、ご注意くださいませ!

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